インドにある”世界一天空に近い塩湖”パンゴン湖！そこは天空の鏡張りだった！

世界で有名な塩湖はどこ？と聞いたら、日本人の99％がウユニ塩湖と答えるでしょう。

世界で一番標高が高い塩湖はどこですかと聞いたら、ウユニ塩湖。
南米で行きたい絶景は？と聞いたら、99人の回答にウユニ塩湖がある。

でもウユニ塩湖は遠すぎる。お金がどうしてもない、治安が怖い、ご飯が合わないなどなど不安が沢山ある方は沢山いると思います。

そんなあなたに！！！(ここまで長い)

あなたのこれまでの常識を覆すような標高がめちゃくちゃ高くてアクセスも悪いし大変だけど、夏しか観光地化されてなくてご飯が美味しくて人が優しくて素晴らしい絶景がインドにあります！(説明も長い)

  その名は

「パンゴン湖(パンゴンツｵ)」

目次(押すと飛べます) 

 1.概要

場所はジャンム・カシミール州ラダック県、中国チベット自治区ルトク県。

パンゴン湖はインドと中国の境目にあって、東側の3分の2は中国に属していて淡水湖で残りの3分の1がインドに属していて塩湖です。

周囲は4000〜6000のヒマラヤ山脈で囲まれています。全長は150kmで最深部は300mほどあります。冬は平均気温−20度の極寒なので1〜2mもの厚い氷が張ります。

2.絶景で癒される

レーからパンゴン湖までは車で5~6時間かかります。
舗装されていない道もあるため、車は揺れ、時には車の中でお尻が浮くことも！
しかしパンゴン湖までの道はこれまでには見たことのないヒマラヤ山脈に囲まれた山々の間を通り息を飲むような絶景ばかりで魅了されまくります。

町を出ると一気に建物がなくなり岩肌丸出しの荒野が姿を現します。

この辺りは村も点々しているのかいくつかの村が見えます。

 
標高も4000mを超えてどんどん酸素が薄くなって来ます。

今まで見たことのない景色に圧倒されて言葉が詰まることもあります。

圧巻の景色の連続に興奮が収まりません。

ワイルドな荒野をトラックが通るだけで絵になります。

モン・サン・ミシェルのような美しい作りの集落も発見。

道中には動物も暮らしています。

3.標高5000mの世界

道中、峠を越える時には標高が5000m以上になります。

拠点になっていてここで買い物をできるようになっていて、ポテトチップスみたいなものも売っていますが袋はパンパンです！
ご飯やトイレ休憩もあったり写真スポットもあるみたいなので探してみてください。
しかし！！天気が曇っているとめちゃくちゃ寒いので防寒着必須です！！

4.All is well~~きっとうまくいく

このパンゴン湖はインド映画の「きっと、うまくいく」のラストシーンで使われていてファンの中ではとても人気の場所なんです！！

youtu.be

塩湖の水際にもラストのシーンを飾る看板も立てられています！！

パッケージにも使われている有名な椅子で撮影できます。(初日はあいにくの曇り)

ラストシーンの有名なバイクもあります！(洋服はレンタル料かかります。)
友達も映画を観た後に来たら興奮間違いなしです！

 5.天空の鏡張り

晴れて風がないときだけに現れる天空の鏡張りが見えます。 

写真撮影に夢中。(ヘナタトゥーです。)

食中毒の病み上がりがまるで嘘のように弾けすぎた笑顔が自然に出るほど感動します！！
(Ｔシャツ表裏逆なのが悔しすぎる。。)

一緒に来た友達と記念に2人でパシャリ！
(友達絶賛食中毒中)

感動しまくりです。
スケールのデカさと好条件が生み出した自然の絶景の虜になります。

一緒に行ったツアーのメンバーもいい笑顔しています！！
ドライバーのイシーはめちゃくちゃハンサムでした。イシーは日本語でドクター(医師)だよって伝えるとニコニコして可愛らしかった！

僕らが食中毒になってもメンバーは嫌な顔ひとつせずに肩貸してくれたり大丈夫か？と声をかけてくれたり、メンバーの中に看護師もいたので心強いメンバーでお別れの際には友達は泣かなかったけど、僕だけギャンギャン泣いてました。

これが世界一天空に近い塩湖、パンゴン湖。

標高4200mを越える。そこは天空の鏡張りでした。

6.アクセス

パンゴン湖へはレーツアー会社で予約して乗り合い車で向かうのが一般的です。  

1.ニューデリーからレー

飛行機

飛行機メリット

・1時間20分で行ける
・寝て起きたら到着
・飛行機の上からヒマラヤ山脈が見える
・とにかく早く着く
・短期日程でも行ける

飛行機デメリット

・一気に標高が高くなるため高山病になりやすい
・バスに比べて値段が高い
・早朝便が多いため朝がしんどい(空港泊しました)
・標高が高いため天気に左右されやすい
・夏以外はあまり飛ばない

 バス

バスメリット

・飛行機より安く済む
・移動中に友達ができる
・壮大な山の絶景に出会える
・旅らしいローカルな移動手段を体験できる
・徐々に標高が高くなっていくため高山病にかかりにくい

バスデメリット

・最短で3日かかる 。交通状況によってはもっとかかる
・途中で宿泊しなければいけない
・短期日程では行けない
・長時間バス移動が苦手な人にとっては地獄

2.レーからパンゴン湖

一番人気なのがツアー会社に予約していく1泊2日のコースです。

日帰りの場合曇りだと絶景が台無しになります。宿泊の場合は天気が良ければ満点の星空が見れるので1泊していくのが一番人気です。

レー市内からパンゴン湖までの所要時間は平均6時間です。

3.入域許可証(パーミット)

パンゴン湖に行くには入域許可証が必要になります。

途中地点で確認されないと行けないので必ず用意しましょう。

入域許可証はツアーを組む際に手配してもらうのが良いです。
午前中に申請すればその日の午後には発行されますが早めに出しといたほうがいいです。

4.料金

基本的に料金に含まれているのは(チャーター代＋入域許可証)です。
なのでパンゴン湖での宿は車のメンバーで予算や条件を提示して一緒に決めて行く少し珍しいタイプです。
車のチャーター料金はみんなで割るので人数が集まれば安く楽しく行けます！ 
人数が多ければ1人2000ルピー(約4000円)で行けます。

7.まとめ

いかがでしたか。
天空の鏡張りパンゴン湖。

日程が許すのであれば1泊2日で行くのを強くオススメします。
ぜひレーに行った際にはウユニ塩湖よりも高い世界一の絶景を見に行ってください。